一昔前、一世を風靡した大人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の第二作目に当たる「R」
そのエンディングテーマだった「乙女のポリシー」である。
歌うのは、今をときめく神田沙也加ちゃん。
(個人的に、劇団新感線の「薔薇とサムライ」という舞台にて、生の彼女の可愛らしさに感激し
以来ファンである。)
この曲がCMで使われたことについては、ツイッター上でもかなりの反響があった様子。
少し前には、転職サイトの「とらばーゆ」のCMで、セーラームーンのOPの替え歌が使われており
小さいときにセーラームーンを見ていた世代が転職する年齢になったのか、と話題になっていたが
ということは、この「キレイな間食」というお菓子のメインターゲットも、きっと20代半ば〜30歳位の女性なのだろう。
私は…おそらくメインターゲットから外れているが
兎にも角にも、セーラームーンはRの途中からスターズ終了まで見ていたので
この歌には即座に反応し、懐かしみ、嬉しくなった。
(ちなみに曲につられてお菓子も買ってみたが、美味しい。)
少し揺れながらもひたすら前向きな、十代の女の子ならではのきゅんとする(死語?)歌詞に、
アレンジも、8ビートで、Bメロにはいわゆる「PPPH的要素 (タン タタンと手拍子ができるあのリズム)」が入る、アイドルソングの王道の作り。
そんな中、ぜひ注目して欲しいのは、サビのコード進行。
原曲を聴きざっとコードを取ってみたところ、おそらく以下のような感じと思われる。
太線:小節線
細線:拍
(サビ頭から8小節分のコードになります)
(※転載禁止です)
メロはほぼ「シ(B♭)」のワンノートで成り立っているのに対し
コードは拍単位でめまぐるしく変化する。
コーラスのボイシングによりところどころに入る分数コードの効果もあって
その揺らめき、切なさ、キラキラ感、どれをとってもこのアニメにぴったりのEDだった。
このアニメが放送されてから、20年が経った。
一人の人間が生まれて成人するくらい、とても長い時間だけれど、それでも曲を聴けば、そのときの自分の心に一瞬で戻ることができる。
子供の頃にセーラームーンを見ていた方、久しぶりに、昔懐かしいアニメの曲を弾いてみてはいかがだろうか。
20年のタイムトリップは、きっと楽しいはずだ。
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